Mar 11, 2009
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京都大などの入試問題が試験中にインターネットの質問サイトに投稿された事件で、京都府警に偽計業務妨害容疑で逮捕された仙台市の男子予備校生(19)は、投稿に使った「aicezuki」というハンドルネームについて「特に意味はない」と供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、予備校生は京大2次試験の文系数学で全6問を投稿したが、「数学が苦手だった。親に負担をかけないため、学費の安い国立大学に合格したかった」などと供述している、という。
「aicezuki」のハンドルネームはネット掲示板などで、アルファベットを逆に読むと「行くぜCIA」になるとの説や「アイス好き」「スズキアイさん」を意味するのではといった推測が広まり、関心を集めていた。
捜査関係者によると、このハンドルネームの意味について予備校生に聴いたところ、アルファベットのつづりに特段の意味はないとの趣旨の供述をした、という。
また、予備校生が3日午前に府警の捜査員らに発見されたのは仙台市内のホテル前の路上で、同市内の予備校寮を出た後、そのホテルに宿泊した可能性が高い、という。
政府の行政刷新会議が6、7日に開催する規制仕分けに対し、京滋で「伝統薬」と呼ばれる家庭薬を手掛ける老舗製薬企業が期待を寄せている。インターネットなどでの一般用医薬品(大衆薬)の通信販売規制が、仕分け対象となっており、緩和される可能性があるためだ。伝統薬メーカー側は「規制を見直し、通信販売できるようにしてほしい」とするが、厚生労働省は猛反対しており、見通しは不透明だ。
大衆薬の通信販売規制は、法改正に伴い2009年6月から実施された。通信販売は副作用のリスクが低い第3類医薬品のみ認められている。ただ、経過措置として11年5月末までの2年間は、伝統薬や漢方薬などの第2類医薬品も、条件付きで販売できる。
明治時代から続く伝統薬メーカー亀田利三郎薬舗(京都市北区)は「売り上げの約15%が通信販売。経過措置が終了し完全に禁止されれば、経営に大きな影響が出る」という。
規制の見直しを求める背景には、大手製薬企業の商品をネットで売る販売業者と同様に規制されたことへの不満もある。350年の歴史を持つ有川製薬(彦根市)の有川吉孝社長は「伝統薬メーカーは長年自分たちで作って売っており、副作用がないことは実証済みだ。分けて考えてほしい」と話す。
蓮舫行政刷新担当相は昨冬、東京都内の伝統薬メーカーを視察。「伝統薬にはわが国の蓄積した知恵が詰まっており、顧客もついている。(ネット販売業者と)切り離して考えたほうがいいのではないか」と柔軟な姿勢を示した。
一方、厚労省は伝統薬の商品ごとに、通信販売ができる第3類医薬品への変更を検討しているが「安全や命に関わるものなので制度自体を変えるつもりはない。規制仕分けでも十分説明したい」(医薬食品局)と強気だ。
規制仕分けについて内閣府規制・制度改革担当事務局は「国民的議論を巻き起こすことが重要」としており、従来の事業仕分けと違い明確な判定は出ないこともあるという。亀田利三郎薬舗の亀田利一常務は「経過措置が終わる5月末まで時間がない。政治主導で、規制見直しに向けてきっぱり結論を出してほしい」としている。
■大衆薬の分類 2009年6月に完全施行された改正薬事法は、大衆薬を副作用のリスクに応じて三つに分類。安全上注意が必要な成分を含む「第1類」は、薬剤師による販売義務がある。大半の風邪薬などが区分されている「第2類」は、まれに健康被害が起きる成分を含むが、薬剤師か登録販売者がいればコンビニなどでも販売できる。ビタミン剤などリスクの少ない「第3類」は通信販売が認められている。伝統薬や漢方薬は、経過措置期間以降は通信販売ができなくなる「第2類」に区分されている。
戦国時代に織田信長に焼き打ちされた比叡山延暦寺(大津市)で5月2日、新作の甲冑(かっちゅう)能「信長」が上演される。延暦寺にとって信長は「仏敵」ともいえる武将だが、敵味方なく供養救済する「怨親(おんしん)平等」の仏教精神で、総本堂の根本中堂(国宝)で上演を認めた。
「信長」は、日本舞踊の藤間流宗家、藤間勘十郎さんが脚本を担当し、能楽観世流シテ方の梅若玄祥さんが演出、主役の信長役も演じる。旅の僧の夢に、信長を名乗る武者と僧兵が現れる筋書きで、焼き打ちの場面も含まれるという。甲冑を着用した舞もある。
昨秋、山梨県で信長を題材にした能舞「人間五十年」を鑑賞した僧侶が延暦寺での上演を依頼。梅若さんが新作能を提案し、寺が受け入れて実現した。
比叡山焼き打ちは1571(元亀2)年、浅井、朝倉連合軍と組んだ延暦寺を、信長が大軍で攻めた事件。延暦寺は、焼き打ちで荒廃した比叡山を再興した僧天海の350回忌に当たる1992年、焼き打ちの犠牲者と信長を慰霊する法要を営んだ。境内には、犠牲者と信長の供養塔も建立されており、同寺は「罪は憎むが人は憎まない。敵味方で差別はしない」としている。
能は4月23日〜5月8日に延暦寺東塔の大書院で開かれる「黒澤明展&大甲冑展」の一環。
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